最近のコミックに細かくなってからでないと道場に入門してはいけない?

あたしはそれらの若者の自由闊達な佇まいにただひたすら唖然としていました。「出来れば農作業の方を皆さんにお見せしたいと思っていたのですが」N・MがM・Hをフォローするように言うと講堂はどっと笑い声に包まれました。いずれにしても道場では、炊事や農作業を始め、すべきことさえ達成してしまえば、あとは組織とともに自由気ままな毎日を共有することが出来るようです。「アイツはなんか、モデルとか好みみたいな」いつの間にやら、N・Tは隣席に来るなり鍬を突き合わせて決闘やる二人のうちの、しばらく腰が引けていらっしゃるオタク風の青年を指差すなり陰口を叩き始めました。「お前、まず詳しいんだな」あたしは一昔前に地上波のゴールデンタイムでプランされていた辺りのアニメは粗方知ってはいましたが、最近のアニメは無知に等しかったのです。「同期のたぐいでオタクが自力居て、延々と刷り込まれたよ。おかげで随分と最近のたぐいの態度やブームに細かくなっちまった。おそらく、そいつは僕から早くに辞めちまったんだけどな」「なるほど。ならN・Tはここでは有益ってことだな」傍らからM・Tが「オタク教養なら僕もまさかはわかり易いぞ」とアピールするN・Tに洒落を仄めかしていました。ケースベールソープの効果が凄い